Picture Collection 六本木・広尾・麻布十番からすぐの写真館

六本木・広尾・麻布十番からすぐの写真館

六本木店
TEL:03-5786-1740
東京都港区西麻布3-3-3 第六谷沢ビル1F
    contact/空き状況 
TOP
ページへ

BLOG

ブログ

The New York Time

元気ですかーっ!!元気があれば何でも出来る。

はるばる行ったぜアメリカに。カメラマン松谷です。

1990年代New Yorkに住んでいた頃、月内のどこか、

週末金曜日の大型ごみの集積日にソーホーに繰り出していました。

でっかいコンテナが道の真ん中に置いてあって、

その中には文字どうりお宝が。

ダウンタウンの腕っ節の強いあんちゃんが(ミスターアームストロングとします)コンテナによじ登りぐいっとお宝を引き出してはこう叫ぶのです。

「タクシーの右側のドアー、いるか!?」

「鉄板のトビラ、これはいいぞ。いるか!?」

「バンの後部座席、いるか!?」欲しいやつは自分でミスターアームストロングに代わりコンテナによじ登り、お宝を必死で道まで降ろしてアパートメントに帰るわけです。徒歩で。これ午前1時頃真夜中のお話。

オレンジ色の綺麗な照明の下、いろんな奴らが、本当にいかした奴らが集まってみんなで協力して、お宝を分けあって、持ち帰るのです。

上記鉄板のトビラははい、うちのスタジオの打ち合わせ用テーブルになり、

お客様用ソファは。。もうわかりますよね。

合皮ビニルの三人掛けは何かこぼしても掃除が楽でした。

タクシーの右側ドアは欲しかったけどさすがに使い道がなく断念した記憶が。国籍わからず名前も仕事もわからずだったけど、

みんなその瞬間はグレートな仲間に。

いまは大切な資源だから持って行ってはダメなんだろうな。(当時もか!)

あの時はみんな、「ウチで使う」ってずるずる持って帰ってた。

アート作品になったり、ウチみたいにテーブルになったり。

あー!!元気なNew York。最高の街。

紺色のかっこいいサーブが「売りたし500ドル」って、

段ボールの手書きの看板つけてストリートに長い間止まっていたっけ。まだおしゃれなお店がほとんどなかったソーホー。
アーティストだらけだったソーホー。

また絶対に訪れてタクシーの左側のドアを持って帰ってやります。あの時のみんな午前1時に集まってくれー!!
次回も元気に 1 2 3 ダッー!!